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1歳からはじめる、子供に【しつけ】を教える方法

子供のしつけとは

一般的に親が社会のルールや習慣を教えていくことを【しつけ】といいます。初めての育児をしている親にとって、子供のしつけはいつ頃から始めるのか、またどこまで、どのように教えたらよいのか悩んでいる人も多いと思います。今回はそんな子育て世代のお悩みについてアドバイスをしてみたいと思います。

しつけとは、社会で気持ちよく生活をするためのルールや習慣を、子供自身が身につけることを言います。挨拶をする、体を清潔にする、食事中は立ち歩かない、赤信号では止まるなど、大人はすでに生活習慣や社会のルールが身についています。

しかし、まだ1歳くらいの子供は当然そんな生活習慣や社会のルールを知りません。これらは自然に身につくものではなく、人に教えてもらわないと出来るようにならないのです。生活習慣や社会のルールは、人が社会で気持ちよくスムーズに生活をしていくためになくてはならないものです。

子供は毎日の生活で色々なことを経験しながら、少しずつそれらを身につけていきます。生活習慣や社会のルールを学び、よりよく社会に適応する方法を身につけることは、社会で自分らしく主体性を持って活躍していくための大前提となること。それをサポートするのが大人の役目であり、そのプロセスがしつけなのです。

1歳の子供から始めるしつけとは

1歳を過ぎてくると、子供は体も心も大きく成長をする時期です。力を蓄えた子供は自信を持ち、どんどん外の世界へ働きかけるようになってきます。そういう意味では、本格的に人間社会に参加をし始める時期です。ですから、社会秩序を乱さない、自分のことは自分でするなど、人としての振る舞い方も今から学び始める必要があるのです。

一方、この年代になってくると子供は少しずつ親の言葉も理解できるようになり、言われたことを実行する力もついてきます。この時期からしつけを始めるのは、子供にとってもタイムリーなことなのです。

しかし、しつけをするといっても、計画的に進めるのは難しいものです。子供は日々成長をしていますし、毎日の生活では予測不可能なことがたくさん起こります。だから「しつけをするぞ」とあまり身構えずに、子供の様子をよく見て、危険なときや親が困ったときなど、機会があればその都度伝えていくようにするとよいでしょう。

また、特に生活習慣のしつけは、いくら伝えようとしても発達上できないこともあります。親もあれもこれもと焦らずに、子供が真似をしたり自分でやりたがるのを待ちましょう。まさにそのときがしつけの始めどきです。

しつけのために知っておくこと

のびのび育てたいというのは、どの親にも共通してある思いです。ではのびのび育てながら生活習慣や社会のルールを伝えるにはどうすればよいでしょうか。まず、しつけをスタートする前に、是非心に留めておいてほしいことがあります。

親子の信頼関係を築くことを最優先に

子供や大好きなパパやママが喜んでくれるからこそ、色々なことに挑戦したり我慢したりできるものです。イヤイヤ期に気持ちをぶつけられるのも、親を信頼しているからこそで、親子の信頼関係はしつけの大前提となるものです。

親は言葉や態度で子供に「あなたが大好き」というメッセージを送り、「この子ならきっとできるようになる」と子供を信じましょう。そして子供の言葉にならない意思表示を受け止めてあげましょう。

子供の好奇心や、やる気を尊重しましょう

しつけとは、なんでも「ダメ」と否定することではありません。子供が大人の常識からはずれた行動をするのは発達時に当然のことです。それに、なんにでも興味を持ち、果敢に挑戦することは、生きていく上で大切なことなのです。親は基本的に子供が望むことをさせてあげて、どうしてもダメなことだけストップをかけてあげるようにして下さい。

子供が【自分でできる】環境づくりを

食べやすい食器を用意するなど、子供が自分でできる環境つくりをしてあげて下さい。自分でできたことが、次も自分でといったやる気に繋がります。子供が自由に行動できるよう、危険なものは隠しておいて下さい。

自分たちの振る舞いも見直しましょう

子供は親を見て成長していきます。しつけを始めるときには、まずは自分たちの生活習慣を見直して、子供にとってお手本とならないと思うところは今から修正しましょう。そして親がきちんと生活する姿を、子供に見せていくことが大切です。

子供の生活に合わせた伝え方で

そのときの子供の成長をよく見て、一番心に届く方法で伝えるようにしましょう。言葉が理解できないうちに理屈を説明しても無理です。言葉がまだ理解できなかったら、表情で伝えるなどの伝えかたをしていきましょう。大好きなキャラクターなどで誘ってみても良いです。

子供の気持ちを受け止めましょう

子供は成長とともに、様々な感情や思いを抱くようになります。親は一方的に子供の行為を「ダメ」と叱るのではなく、まずは子供の気持ちを受け止めて下さい。そうすれば子供もそれに続く「でも○○してはダメ」という親の言葉に耳を貸しやすくなります。自分の気持ちをわかってくれる親のことを、子供はますます信頼するようになります。

できなくて当たり前の気持ちからスタートしましょう

「昨日教えたのに、もう忘れている」「いけないと伝えたのに、またやった」など、伝えても伝えてもなかなかできるようにならないのがこの世代です。でも諦めないで何度も何度も伝えていれば、やがてできるようになります。今は「できなくて当たり前、できたら天才!」というくらいの気持ちで接してあげましょう。

1歳の子供の特性と関わり方

1歳の子供には5つの特性があると言われています。この世代の特性を知り、それに合わせてしつけを進めることが大切です。そこでよくある特性を5つ取り上げ、関わり方を紹介させて頂きます。

好奇心が強くなってくる

1歳の前半は、周りの状況などはお構いなしに、自分の興味を持ったものに向かって突進。それを止められると怒ります。でもあまり執着心はないので、他に面白いものを見せられたりすると、さっき興味を持っていたことはすっかり忘れてしまいます。

何でも「ダメ」とやめさせるのではなく、危険なものは手の届かない場所に置くなどの事故予防をして下さい。その上でできるだけさせてあげて、子供の好奇心を満たしてあげましょう。ただし、本当に危険なときは体全体と表情で「ダメ」とはっきり伝えてあげて下さい。泣いて嫌がるかもしれませんが、他のことに気をそらせば案外すんなり気持ちを切り替えられます。

こだわりが強くなってくる

おしゃぶり、おっぱい、ぬいぐるみなど、子供の心を安定させるものには強いこだわりを持ちます。しかしその他のものには「○○がお気に入り」という程度で、「○○じゃないとイヤ」というほどではありません。代わりのもので充分満足できます。

「○○が好き」という気持ちは、なるべく認めてあげて下さい、危険なものなど気持ちを受け入れてあげられないときは、別のものを渡したり場所を変えるなどで気分転換させてあげましょう。また、心の安定のために必要なおっぱいやおしゃぶりは、無理にやめさせる必要はありません。他のことに興味を移っていけば、だんだんとこだわらなくなってきます。

大人の真似は「自分で!」の練習

これまで大好きなパパとママをじっと見てきた子供は、「自分もあんなふうになりたい」をいう憧れから大人の真似をするようになります。携帯電話を持つ、髪をとかすなど、単純な動きの真似をしますが、まだ遊びの延長です。「自分で!」と激しく主張するのは、1歳後半あたりからです。

大人の真似をし始めたら「上手ね~」「ママとおんなじだね~」などと褒めてあげましょう。まねっこは「自分で!」の気持ちの前段階です。今は上手に真似ることよりも、やる気を育てることが大切です。最初は遊びでも、そのうちに歯磨きやあいさつ、着替えなど、毎日繰り返す生活習慣の真似を始めます。その時がしつけの始めどきです。

もう少しでイヤイヤ期

自我が芽生えますが、まだそれほど自分の意思を強く認識していないので、あまり自己主張をしません。「イヤ」と言うことがあっても、他に興味がありそうなことに気をそらしてあげれば、案外簡単に気持ちを切り替えることができます。

どんな場合でも、まずは「イヤだったのね」と言って子供の気持ちを受け止めてあげましょう。そして子供の意思を認めてあげられる状況なら、できるだけ尊重して認めてあげることが大切です。どうしても無理な場合は、「ダメ」と伝えてから、大好きなおもちゃを見せたり、抱っこで場所を変えたりして、子供の気持ちを別のものにそらしてあげましょう。

独占欲が強くなってきます

まだ「だれだれのもの」という所有意識がないので、「自分の」という強い独占欲はありません。遊んでいたおもちゃを取られると泣きますが、別のものを与えられると前のものは忘れてしまいます。逆にお友達のおもちゃを平気で取ったりすることもあります。

「自分の」「お友達の」という意識がないので、興味のあるものが目に入ったら、お友達のものでも平気で手を伸ばします。お友達と一緒に遊ばせるときは、子供の様子をよく見ていましょう。お友達のおもちゃを取ったときには、まだ理解できていなくても「これは○○ちゃんのだからダメだよ」と伝えて下さい。もし返すことができたら褒めてあげましょう。

まとめ

・しつけとは、社会で気持ちよく生活するための習慣やルールを子供自身が身に付けることです。
・心と体が発達して子供の世界が広がってくる1歳代からはじめるしつけが大切です
・1歳からのしつけは子供の様子を見ながら必要なときに、その都度伝えて下さい
・のびのびしつけのためには、あらかじめ知っておいたほうが良いことがあります
・1歳の子供との関わり方には5つの特性があります

※今回ご紹介させて頂きました記事は、白百合女子大学の秦野悦子先生の著書を参考にさせて頂きました。

また、育児が大変で家事ができない場合には、家事を外注できる家事代行サービスも検討してみてください。

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